ミラノ万博備忘録8 -カザフスタン館-
こんにちは。
今回は、私が日本館の次に感動したパビリオンであるカザフスタン館について書いていきたいと思います。
しかし、カザフスタンのイメージ、日本はあまり明確には持っていない人が多いのではないでしょうか?(スケオタは某殿下の影響でよく知っていると思いますが)カザフスタンは元ソ連の国で、鉱物資源大国なので金銭面ではめちゃくちゃ潤ってます。万博を効率よく回る方法の個人的鉄則に、「鉱物資源大国をまず初めに巡る」という項目があるぐらい鉱物資源を持ってるか持ってないかは万博を楽しむ上で重要です。
そういうわけでたくさんお金をかけられたカザフスタン館は日本館同様、超人気パビリオンなのでこのように長蛇の列です(ヒェ〜)
しかし私はカザフスタン館とは真剣に向き合うことを決めたので、早朝ダッシュという姑息な手は使わないことを誓いました
カザフスタン館の良いところは並んでいる時もエンターテイメントを見せてくれるところです。3時間くらいは待ちましたが、ダンサーや歌手の演奏が続き、飽きることなく待つことができました!待ち時間まで手厚いサービス!さすが資源大国ですね!!
そしてあと10分ほど、ドキドキです。
待ちに待ったカザフスタンパビリオン、案内されたのでレッツゴーです!!
まず最初は、ライブでサンドアートを書いてくれるコーナー。(手が隠れているので本当にライブで書いているかは怪しいですが、)その完成度の高さに感動!しかもこのサンドアート、音声放送される物語と連動して変化するのです。
なるほど、2017年のテーマ博がカザフスタンのアスタナで開かれるようですね。その宣伝も兼ねてこの素晴らしいパビリオンがあるわけです。(アスタナ万博は国際博ではなくテーマ博なので私は行きませんでした[ホントは行きたかった])
サンドアートが終わったらエスカレーターで二階へ移動します。しかしカザフスタン、ここでもエンターテインメントの心を忘れません。なんとこのエスカレーターの両側の写真、一見ただの静止画ですが突然動画のように動き出します!ナチュラルに動くから本気でビックリした。
二階に行くといろいろな展示が待っていました。まず、きれいなお姉さんに馬乳を飲むことを進められます。馬乳はカザフスタンでは日常的に飲まれるもので、とても健康にいいとか。(カルピスの起源とも言われる)スルーしてる人が多くてなんかお姉さんが可愛そうだったので私は自ら志願して馬乳を飲みに行きました。
「す、、スッッパっ、、!!」
牛乳と同じテンションで飲んだら全然違いました、マジで酸っぱかったです。
カザフスタンではりんごもよく穫れるようですね。りんごの樹も展示してありました。なんだかかわいい。りんごの木から吊るされているものは、りんごではなくiPadです。これでカザフスタンのりんご農園を360度見渡せるようになっています。
あとチョウザメも有名らしいです。いっぱいおよいでました。(たべたい)
さらにこちらはドローンを使った農業の様子ですかね?ハイテクも強いカザフスタン、恐るべし。
さて、ここからがカザフスタン館の一番の見せ場、4Dシアターです!ここは写真が撮れなかったのですが、一言で言うとめちゃくちゃ楽しかったです。内容はアスタナ万博の宣伝の様なものなのですが、イスはめちゃくちゃ動くし3Dメガネかけなくてもすごい立体的だったしでもう最高でした!!!これみたらみんなカザフスタン大好きになります。(元から好きだったけど)ディズニーのシアター系アトラクションよりすごかったです!
4Dシアターが終わると売店・カフェを通りこのパビリオンは終了です。いや〜〜めちゃくちゃ楽しかった!!カザフスタン、すごい!!!と思いながら階段を下り、なにかに貢ぎたくなったのですが、売店だけなぜかすごいショボかったです(フェルトでできたりんごが3,4個売ってるだけだった)
また売店のすぐ横にはアスタナ万博の会場模型が。前にいた綺麗なお姉さんがパンフレットをいっぱい配ってたのでもらって帰りました。
アスタナ万博に行けなかったのは残念ですが、この展示に行けて本当によかったです!記憶に強く残る素晴らしいパビリオンでした。